
Beat Sync:
TRAKTOR最大のポイントの1つとして、ビート・シンクが挙げられます。ビート・シンク機能を使用することで、自動的に曲のテンポを合わせてくれます。シンク・モードには、Tempo SyncとBeat Syncの2種類があります。
シンク・モードの設定方法
シンク・モードの設定は、Preferences > TransportのSync Mode(赤枠部)にて行います。
- TempoSync:
曲のテンポのみを同期します。 Sync機能がオンの状態でも、各デッキのテンポのずれを修正できます。テンポにずれが生じると、SYNC ボタンが薄く点灯します。
- BeatSync:
曲のテンポと位相を同期させます。テンポと位相を完璧に同期させるので、再生中に各デッキのテンポと位相がずれることはありません。スクラッチなどを行った後も、位相のずれを自動で修正します。
▶ シンク・モード(クリックして拡大)
マスターデッキの設定方法
ビート・シンク機能の使用にあたり、MasterとSyncの関係性について理解する必要があります。マスターとして選択されているデッキは、他のデッキに同期用のテンポ情報を送信します。したがってTRAKTORでは、マスターとして選択されているデッキで再生中の曲のBPMに対して同期します。
このマスターデッキの選択方法には、自動と手動の2種類があり、グローバル・セクションのマスタークロック・パネルで選択します。マスタークロック・パネルは、グローバル・セクションのメトロノーム・アイコン(黄枠部)をクリックすると表示されます。
AUTOボタン(赤枠部)をクリックし点灯している状態では、マスターデッキは自動で選択されます。自動モードでは、途切れることなく長い時間曲を再生しているデッキを、自動的にマスターデッキとします。
▶ マスタークロック・パネル/オートモード
AUTOボタン(赤枠部)が点灯していない状態では、マスターデッキは手動で選択します。
▶ マスタークロック・パネル/マニュアルモード
マニュアルモード時のマスターデッキの選択は、各デッキに搭載されているMASTERボタン(赤枠部)をクリックして行います。マニュアルモードの場合、マスターデッキは毎回手動で設定する必要があります。
▶ MASTERボタン
マニュアルモード時にどのデッキもマスターとして選択していない場合は、マスタークロック自体がマスターとなります。
▶ マスタークロック
ビートシンクの使用方法
1. マスターデッキが選択されていることを確認してください。
▶ マスターデッキ
2. シンクさせたいデッキのSYNCボタン(赤枠部)をクリックしてください。
▶ シンクデッキ
ビート・シンクを使用した場合、SYNCボタンの点灯具合により曲の同期状況を確認することができます。シンクボタンが完全に点灯している場合は、テンポと位相どちらも完全に一致している状態です。シンクボタンが薄く点灯している場合は、位相にずれが生じている状態を表しています。
▶ シンクボタン/完全一致している場合
▶ シンクボタン/位相がずれている場合
◆ ビート・シンク使用のポイント
ビート・シンク機能を使用するためには、正確なビートグリッドの設定が必要となります。ビート・グリッドが正しく設定されていない曲はBPMが正確に検出されず、同期されません。ビート・シンク機能を使用する場合は、正確なビート・グリッドの設定を必ず行ってください。
ビート・グリッドの設定方法は、TRAKTOR 2 製品に同梱されている、TRAKTOR 2 チュートリアルガイドのP.42-P.43のGRIDの設定方法をご参照ください。
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