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Guitar Rig 4 徹底解剖〜その2

Guitar Rig 4 徹底解剖〜その2NI社のGuitar Rig 4は、Dynamic Tube Response Technology®によって実機を非常に正確にシミュレートしていて……と書くと何やら???ですが、要は本物ソックリ!ということです。オーディオ・インターフェイスやスピーカーによって音のニュアンスは大きく変化する場合もありますが、大量のアンプやスピーカー、エフェクトの組み合わせを試せるのは大きなメリットですよね。

前回インストールから起動、音が出るまでの流れを説明してみましたが、今回はまず見落とされがちな設定から書いてみようと思います。

【グローバルヘッダ】

Guitar Rig 4(以下GR4)を起動した画面の一番上に表示されている部分をグローバルヘッダと言います。ここではGR4の各コンポーネントにわたされる前の信号と、コンポーネントから最終的に出力される信号の設定を行います。

グローバルヘッダ

各機能をサラッと紹介します。

IN:L/R
Audio and MIDI SettingsのRoutingで選択したポートそれぞれのON/OFFを行います。消灯しているポートからの信号は受けません。

インプットメーター
入力信号の音量を表示します。スライダーで-20dbから+20dbの範囲で調整可能です。

GATE
ノイズゲート(※1)のON/OFFを行います。右のノブでスレッショルドの調整を行います(※2)。ノブをダブルクリックすることで、自動調整することができます(※3)。

アウトプットメーター
最終的な出力音量を表示します。スライダーで-inf dbから+6db。

Limit
リミッター(※4)のON/OFFを行います。

LIVE
ライブビューに切り替えます。

システムパフォーマンスパワーボタン
クリックするとBYPと表示され、GR4は完全にバイパスされます(※5)。

CPUロード
CPUの使用率を表示します。ノイズを避けるためには70%を超えないように使用してください。

HI
High Quality ModeのON/OFFを行います。オーバーサンプリング(※6)を用いて現在のサンプリングレートを倍にします。

【最適な入力レベルとは?】

GR4のグローバルヘッダでインプットレベルの調整はできますが、GR4で最良の音質を得るためには補助的なものとして捉えた方が良いでしょう。

一般的に最適な入力レベルに調整するには、RIG KONTROLなどのオーディオ・インターフェイスに接続したギターを演奏し、最もアタックの強い入力時にオーディオ・インターフェイスの入力レベルメーターが一瞬赤く点灯するくらいにインプットGAIN(※7)を調整すると良いと言われています。

最適な入力レベルを設定し、GR4の本来の実力を体感してみてください。

【ライブビュー】

グローバルヘッダのLIVEボタンをクリックするとラックを非表示にし、ライブで必要な機能に的を絞って表示します。

ライブビュー

ライブビューでは以下の項目が表示されます。

1.グローバルヘッダ

2.プリセットブラウザ
現在選択されているプリセットリストが表示されます。

3.現在選択されているプリセットとその情報

4.メトロノーム、チューナー、ループマシン
どのモードに入っている場合も、RIG KONTROLの7番のスイッチ(TUNER)の信号を送信すると、チューナー表示に切り換わります。ループマシン項目はループマシン・コンポーネントがロードされていない場合選択できません。

5.バーチャル・RigKontrolディスプレイ
ペダル・アサインの設定が確認できます。

3のプリセット情報については、サイドキックのBrowserメニュー最下部のInfoをクリックして表示されるNotesに入力した内容が表示されます。必要に応じて設定後、Save(上書き保存)またはSave as…(別名保存)を実行してください。

次回はGR4の便利機能に触れてみようかと思います。

それでは今回はこの辺で!

Guitar Rig 4 徹底解剖〜その3 >>
Guitar Rig KONTROL 製品情報ページ >>


(※1)演奏していない時のノイズをカットします
(※2)設定したdbより小さな音(ノイズ)をカットするよう設定します
(※3)自動調整時にはギターを演奏しないようにします。正しくノイズレベルが検出できません
(※4)出力音の歪み過大音声を回避します
(※5)OFFと表示されている場合はオーディオインターフェイスが選択されていません
(※6)ノイズを除去する際の信号への影響が少なくなる代りにCPUの処理能力は増えます
(※7)入力レベルを調整するツマミです


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