前回に続いて、今回もギター編のお話です。NI社と言えばGuitar Rigというソフトも有名で、多くのギタリストがパソコンを使って質の高いギターサウンドを堪能しています。そのGuitar Rigまでには及びませんが、KONTAKTの中でもギターサウンドを編集することができて、なかなかの表現力と演奏性を誇っています。サウンドの編集は制作の幅も広げてくれますよね。ではでは、その辺りのお話をじんわりと。
■ Rhythm Rock Guitarの中身をよく見てみる
まずはRhythm Rock Guitarの画面を見てみましょう。上下左右でわけて見ると、上にINSTRUMENT CONTROLSとしてスイッチが1つとツマミが3つ、下の左側にINSTRUMENT FXとして同じくスイッチが1つとツマミが3つ、下の右側にはREVERB、CABINET、EQの3つがありますね。

これらのスイッチやツマミにカーソルをあわせて、マウスやトラックパッドで上下に動かすと、各々の値を変更することができます。でも、マウスやトラックパッドでの操作では、ちょっとリアルタイム感が乏しいかもしれません。ぎこちない動作が、僕個人的にはイマイチです(^^;)
「そんなときは、MIDIキーボードやコントローラなどのツマミを利用して、リアルタイム感が増す操作方法に変更するべし」
さすがプロダクトスペシャリスト、質問しないまでも僕の雰囲気で状況を察知してくれました。プロダクトスペシャリストの言葉を専門用語風に言うと「MIDI CCのアサイン」になるのですが、つまるところKONTAKT 4のいじりたいツマミをMIDIキーボードやコントローラで触れるようにするってことです。こっちの方がわかりやすいですね(^^)
■ いじりたいツマミを簡単にコントロールする方法
ここでは上段のINSTRUMENT CONTROLSにあるPICKUPを、MIDIキーボードのツマミでコントロールすると仮定して手順を書いていきます。それ以外のツマミやスイッチでも、基本的にやり方は同じですので、ここでばっちりマスターしちゃいましょう!
1.まず、KONTAKT 4の画面左上のメニューから「Auto」をクリックして、その後「MIDI Automation」のタブも同様にクリックします。画像内の赤枠内を参考にしてください。

2.パソコンに接続しているMIDIキーボードやコントローラのツマミを回すと、KONTAKT 4のCCナンバーのいずれかに赤いマークのようなモノがちらちら見え始めます。

3.その箇所にカーソルを持っていき、コントロールしたいPICKUPまでドラッグアンドドロップでカーソルを持っていくと、PICKUPのツマミ上で「+」マークが表示されます。

4.正しく設定が行われると、下の画像のように該当するCCナンバーに情報が加えられます。

これで手順はおしまいです。MIDIキーボードやコントローラのツマミを回すと、それに連動してKONTAKT 4のPICKUPも回っていませんか? こうすることで、コントロールがらくちんになるのです。
それでは、上記手順でコントロールしたPICKUPの音の変化を聴いてみてください。サウンドにバリエーションが増えるかと思います。
PICKUPの音の変化
■ KONTAKT 4でタッピングが表現できる
さてさて、快適なコントロール環境を手にしたところで、ちょっと応用的なところまで踏み込んでみちゃいましょう。先ほどのPICKUPと同じ段にあるSOLOというスイッチ、これをONにするとモノフォニック、OFFにするとポリフォニックでギターサウンドを表現することができます。
「モノフォニックは単音、ポリフォニックは和音、これが切り替えられるとタッピングもできちゃうんだよねぇ」
仕事が速いプロダクトスペシャリスト、Rhythm Rock Guitarでタッピングフレーズを作ってくれました。小節ごとにポジションチェンジを繰り返す高速タッピングで、指1本弾きなのでフレーズの打ち込み方はルートを伸ばしっぱなしにしているそうです。
高速タッピング
おぉ〜すごい!! KONTAKT 4の中だけでも、ギターサウンドやフレーズが生き生きと表現できちゃいますね。どんだけなポテンシャルがあるんでしょうか、KONTAKT 4。
続けてアンプやエフェクトのお話もしたいところですが、ボリューム満点になりすぎてしまうので、また次回に持ち越します。KONTAKT 4のギターをさらにじっくり見ていきましょう♪

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