NI製品にはMASCHINEやKORE2、Guitar Rig 4といったハードウェアが付属するソフトがあります。どのハードウェアもソフトウェアの機能をフルに発揮する強力なものばかりですが、これを自宅での楽曲制作だけに使用するのはもったいないですよね。最近のコンピュータはハイスペックなものが比較的安価で購入できるようになり、ライブでの使用中にフリーズするといった最悪なアクシデントも少なくなっています。
一昔前のコンピュータでは「徹夜で作ったソングデータをセーブする前にフリーズしてしまった」という悲しい事件も頻繁にありましたが、ここ数年のコンピュータではデスクトップもラップトップのものも安定して動作するものが多いので、ライブやスタジオで使用する人も徐々に増えているようです。私の場合、Guitar Rig 4をバンドのリハやライブで使用しています。
Guitar Rig 4のラインナップはRIG KONTROLが付属するGuitar Rig KONTROLとソフトウェアのみのGuitar Rig 4 PROがありますが、やはりライブやスタジオではペダルでプリセットの切り換えやエフェクトのON / OFFが行える方が強力です。
RIG KONTROLはコントローラとしてはもちろん、高品位オーディオI/Fも搭載されているので、必要なものはGuitar Rig 4をインストールしたコンピュータとRIG KONTROL、USBケーブルとギターからRIG KONTROLまでのシールドですね。それからRIG KONTROLから出力するためのステレオペアのフォンケーブルを用意するようにしています。
バンドのスタジオではPAさんがいる訳ではないので、ミキサーに接続するとボーカルやコーラスとぶつかってギターもマイクもよく聴こえないということになりがちなので、ギターアンプにモノラル接続することが多いのですが、スタジオにあるアンプによってはInputに接続したり、Returnからパワーアンプに接続したり、この辺りいろいろ試してみると面白いです。
その場合のギターアンプの設定は可能な限りフラットにセットする必要がありますが、ほとんどの場合ギターアンプはHighが強過ぎるように思います。せっかくGuitar Rig 4で作成したカッコ良いサウンドがアレなことにならないように、スタジオのギターアンプ側の設定は慎重に行いましょう。ヘッドフォンとアンプからの音が同じように聴こえるのが理想ですね。
逆にライブではPAさんがミックスをしてくれるので、観客側のメインスピーカーからの出力はある程度おまかせできるのですが、RIG KONTROLからミキサーに直送りすると自分のギターのモニタリングが行えないですよね。
モニター(転がし)にギターを返してもらうと、ドラムやベースなどの他の楽器や歌が聴き取り辛いのでちょっと困るし、ステージ上でモニターの前から動いてしまうとまったくモニタリングできなくなって大ピンチ。かと言って「RIG KONTROLからのステレオ・アウトをそれぞれミキサーにもアンプにもモノラルで」っていうのも腑に落ちない。
そこでライブでは、どこのライブハウスにもほぼ確実にあるダイレクトボックスを利用します。
大抵のダイレクトボックスはパラレル出力できるので、ここから信号を抜き出してステージ上のギターアンプに入力します。
このアンプにはマイクを立てないので、完全に自分のモニタリング専用で外音はRIG KONTROLから出力された高音質のサウンドだけが聴こえることになりますね。この方法はかなり強力なので、ライブでGuitar Rig 4を使用する際は一度試してみる価値があると思いますよ。
それでは。
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