今回はベースパートの打ち込み編をお届けしたいと思います。ドラムとベースは全く違う楽器ですが、曲の中での重要度に差はありません。ベースがないと、全体的に薄くてしっくりこない曲になってしまいますよね。ベースがあるからこそ、曲の輪郭もぐっと引き締まってきます。第5回目のときにドラムパートをはねる楽しい感じで打ち込みましたので、ベースもそれにあわせて打ち込んでみます。早速デモサウンドをお聴きください!
KONTAKT 4のインストゥルメントはPop Bassを使用しています。ドラムがPop Kitですので、ベースもPopつながりで選んでみました。ではでは、まずはベースパートのみのサウンドです。
ベースパート(Web Master版)
僕の中では、はねる楽しい感じのベースはスラップなんです。弦を叩いて引っ掛けて独特のリズム感を生み出すあの奏法ですね(^^) でも、先日プロダクトスペシャリストからドラムデータをダメ出しされたように、今回も「スラップっぽくないね」とか言われるんだろうなーと思っていたら、案の上言われてしまいました。。。
僕の超MIDIデータがプロダクトスペシャリストの手にわたることものの数十分、手の加えられたデータが舞い戻ってきました。こちらもベースパートのみのサウンドです。
ベースパート(プロダクトスペシャリスト版)
はい、出だしから全然違いますね。なんか「ぎゅーん」って音が入ったり、僕のデータよりもスラップのはねる感じやミュートの感じが際立っています。同じPop Kitなのに、作る人が違うとこうも表現力が変わるんですね。
「MIDIでベースを打ち込むときのポイントは、デュレーションだね」
デュレーション??
「音の長さってことね」
なるほどなるほど、ベースの打ち込みで大切なのは「音の長さ」なんですね。もう一度僕のデータを聴いていただくとわかるかと思いますが、音の長さを考えずにそのまま打ち込んでしまうと、音符的には短くても聴感上音がつながって聴こえてしまいます。例えば後半の連符も、プロダクトスペシャリストが直してくれたデータは、連符らしい歯切れよさがありますよね。僕のはこもって気持ちよくありません、はい(^^;)
KONTAKT 4がもともと持っているベースサウンドはかなりいいものなので、ちゃんと表現力をつけてあげるとちゃんと応えてくれて、クオリティーはぐんとあがっていきます。またまたKONTAKT 4の良さを実感しました。他のインストゥルメントではどうなるのか、かなり気になります。
それでは、「ベロシティを調節したドラム」と「デュレーションを調節したベース」を一緒に聴いてみましょう。曲の構成的には、イントロからAメロへと流れていく部分で、いつものデモサウンドよりは気持ち長くなっています。はねる感じのリズムを体感してみてください!
ドラム+ベース
ところで、デモサウンドで聴くことができる「ぎゅーん」って音ですが、こういうベースならではの奏法って、MIDIで表現するのは大変ですよね。自分で弾ければいいんですけど、なかなかそうもいかず。何か簡単な方法があるといいんですけど。
「そんなの指一本で簡単に表現できるよ」
マジですか、プロダクトスペシャリストさん!!
ではでは、次回は「指一本でぎゅーんを表現する方法」を教えてもらいましょう♪

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